■2023 APAC Effie Awards
作品名:ブレイキンラジオ体操(英題 : BREAKING RADIO CALISTHENICS)
広告主:JBL/HARMAN International
受賞部門:-家電製品部門
-ブランデッドコンテンツ部門
■APAC Effie Award(エフィー賞)について
APAC Effie Awards(エフィー賞)とは、戦略目標を達成し、その成果が実証された、アジア太平洋地域で最も優れたマーケティング・コミュニケーション作品を表彰する国際広告賞です。広告のアイデアや表現、話題性を評価する広告賞が多い中で、戦略目標と結果が評価されるこの賞は、広告キャンペーンが広告主のビジネスにいかに貢献したかという広告の本質的な役割を指標にしていると言われています。エフィー賞は1968年にニューヨーク・アメリカン・マーケティング・アソシエーションによって創設され、広告主や広告代理店から、この業界における傑出した賞として世界的に認められてきました。現在はグローバルのエフィー賞に加え、アジア太平洋、ヨーロッパ、中東・北アフリカ、北アメリカ、ラテンアメリカなどの地域等に分かれた賞があります。
■「ブレイキンラジオ体操」企画概要
今回のプロモーションの目的は老舗オーディオブランドであるJBLを、若年層に身近に感じてもらうことでした。そこで我々は、同じく歴史あるコンテンツであるラジオ体操を、JBLスピーカーのパワフルなサウンドと一緒に新しく作り替えることで、JBLのイメージをアップデートしようと考えました。そうして作り上げられたのが、ラジオ体操とブレイクダンスをマッシュアップした「ブレイキンラジオ体操」です。
動画に出演いただいたのはShigekixさんをはじめとする有名なブレイクダンサーの方々。
動画の冒頭は、通常のラジオ体操を踊っていますが、置いていたラジカセが突然JBLのポータブルBluetoothスピーカーに変身すると同時に、ダンスと音楽が、ラジオ体操を基調としつつも、パワフルでキレが良いものに変化していきます。動画本編の他に、TikTokではレベル別の短いダンスチュートリアル動画や、デュエット機能を使った、Shigekixさんとダンスバトルに挑戦できる企画も実施。学校で、学生の方々にブレイキンラジオ体操を教えるイベントも開催しました。「ブレイキンラジオ体操」はTVの情報番組やバラエティ番組にも取り上げられ、動画の総再生回数は約300万回となり、ビジネスにも大きく貢献することができました。
■スタッフリスト
クリエイティブ・プランナー/プランニング・ディレクター:多木 裕晶
アートディレクター:瀧上 ちひろ
コピーライター:小林 鴻世
エグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクター:本多 正樹
プロジェクト・マネジャー:藤原 裕子
ヘッド・オブ・プラニング:谷津 かおり
ビジネス・ディレクター:高橋 政直